2021.8.16
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5年で4回転職した現役薬剤師が教える!転職活動で失敗しない4つのポイント

「薬剤師は資格職だから転職には困らなくていいね。」と言われることが多いですが、だからこそ転職時に選択肢が多くなってしまい困ることがありませんか?

私自身、新卒~5年で薬剤師の転職サイトを使って4回転職をした経験があります。

「スキルアップのために!」と意気込んで転職活動に挑みながらも、選択肢が多くありすぎて選べず「言われるがまま就職」をしたり「就活疲れで妥協して就職」をしたり色々な経験をしてきました。

今回はその経験の中で得た転職活動で失敗しない4つのポイントをお伝えします!

…といっても

「5年で4回も転職している人の話しを信じていいの?」

と思われるかもしれませんが…

最後の転職活動で今までの経験を活かして行動したことで、現在の職場では勤続9年目を迎えることができましたのでご安心ください!


ポイント①信じられるコンサルタントの見極め方

薬剤師の転職でほとんどの方が利用している転職コンサルタント会社。

「プロの人に任せれば安心して転職できる」と思ったら大間違い!

では、どんな対応をしてくれるコンサルタントだったら安心して転職を任せられるのでしょうか?

信じられるコンサルタントの見極め方のポイントをお伝えしていきます。

  • 連絡が早く常に一定

転職サイトに登録をすると尋常じゃない早さで連絡が来ます。
ですが、転職先が決まらず期間が長くなると以前より連絡が遅くなったり、催促しないと連絡が来なかったり、ということがありますが
そんなコンサルタントはNGです!
そういった対応に焦りを感じ『早く就職先を見つけなければ見捨てられてしまう。』と思い転職に失敗した経験があります。
常にメールや電話での対応が早く、遅くても2日以内に連絡をくれるコンサルタントを信じましょう。

  • 曖昧な情報を言わない

こちらの質問に対して『以前は~だったと思います。』や『確か~だと思います。』というコンサルタントはNGです!
手っ取り早く転職活動を終わらせたいコンサルタントは適当な情報や古い情報を提示してきます。その情報を信じて面接に行ったら話が全然違う!という事が多々。
面接に行く時間も貴重なあなたの時間です。
面接に行く前に確かな情報をくれるコンサルタントを信じましょう。

  • 1回教えた職歴などの情報を何度も確認してこない

これは比較的早い段階で見極められるポイントになります。
転職サイトに登録後、電話やメールなどで転職理由や今までの職歴など一部始終聞かれます。その後面談の流れになりますが
面談時に転職理由や職歴など1から聞き直されるコンサルタントはNGです!
なぜなら既にコンサルタント側は紹介する薬局の資料を持ってきているのです。
経歴などの再確認かと思いきや、1から聞き直された場合100%
『私の電話で伝えた要望を聞いていましたか?』と言いたくなるほどかけ離れた会社を提案されます。
面談のはじめに1から聞き直すのではなく、内容の詳細確認から入ってくれるようなコンサルタントを信じましょう。

  • 希望通りかそれに近い会社を提案してくれる

『希望を叶えてもらうためにコンサルタントお願いしているのに?』と思われるかもしれませんが、上記でも少し触れたように
要望を無視したような会社を紹介されることが多々あります。
そういったコンサルタントに「条件と違う」と伝えても
コンサルタント会社に都合のよい(紹介料が高いなど)同じような会社提案の繰り返しになるので早めにそのコンサルタントには見切りをつけましょう。
新しい別の転職コンサルタント会社に登録しなおす事をおすすめします。


ポイント②面接でこれだけは必ず確認を!

薬剤師の転職活動において何が大事なのか。
人間関係、給与、休日、設備投資。色々気になる事はあると思いますが

それを網羅するために知るべきこと。それは会社の質です!
薬剤師は配属される店舗の事を考え面接に挑む方が多いと思います。
しかし今回は会社の質を知るために
「ここだけは最低限確認して欲しい!」というポイントを紹介します。

  • 週休2日制なのか完全週休2日制なのか

働くうえで休日は大事な条件の1つになると思います。
あなたは週休2日と完全週休2日制の違いがわかりますか?
答えは

週休2日制:月1回以上1週間に2日休みがあれば週休2日と記載

完全週休2日制:毎週2日休みがあること。

なので、週休2日制と記載があると毎週2日休みがあるとは限らないので要確認です!

  • 有給取得率が表す数字は現役時なのか退職時消化なのか

コンサルタントから薬局を紹介される時の書類やメールに

「有給取得率」という項目が記載されています。

この有給取得率とは「従業員が年次有給休暇を付与された日数に対してどれだけ取得しているか」ですが

この数字が高ければ高いほど休みが取れるいい会社!とも限らないのです。

有給をとるパターンには2通りあります。

  1. 有給を申請してもらえる休み
  2. 退職時に今まで使えなかった有給を一気に消化する休み

どちらで有給を消化しても取得率自体は変わりません。
ですが②の「一気に消化する休み」が多い会社は大体常時有給が取りづらく
店舗スタッフのシフトなどの体制が整っていない場合があるので避けた方がいいと言えます。

また、現在では「1年に必ず5日は消化するように」と労働基準法で義務化されているのでその基準を満たない場合は即却下した方がいいです。

  • 残業代は1分単位か

「残業代はでますか?」の質問に今時「でません。」という回答は少ないと思います。ですがその答えだけで安心するのは早いのです!
なぜならその後の転職先で「残業代はでるけど15分単位だよ。」と15分以上残業しないと支払われないなどという事がありうるからです。

これは完全に労働基準法の違反になります。
しかし、現実問題「15分単位」や「30分単位」という謎の残業代計算がある会社は存在します。
残業代が1分単位ではない場合は金銭面でグレーゾーンが多い事があるのでおすすめしません。


金銭面の質問は聞きづらい!という方は、予め担当のコンサルタントに確認してもらい文章で回答をもらうという方法をとりましょう。


ポイント③面接先の店舗見学ではここを見て!

店舗見学で見てほしい所。それは『雰囲気』と『設備』です。
この2つを見るのは当たり前だと感じるかもしれませんが具体的にどこを見るのか・・
私が店舗見学で感じた雰囲気が良い店舗と悪い店舗を比較して紹介したいと思います。

雰囲気が良い店舗の特徴雰囲気が悪い店舗の特徴
一人一人が挨拶をしてくれる薬局長のみ挨拶、他スタッフ業務気付いているけど業務をしていて目を合わせない
薬局長の店舗説明が簡潔で質問にも答えてくれる。薬局長の店舗説明が自己満足で長いor自分の自慢話が入る
スタッフ全体の年齢層が若い(30代多め)スタッフ全体の年齢層が高い(50~60代)
自動分包機など機械化が進んでいる散剤は手まき(粉調剤が少ない店舗除く)
薬局長の店舗説明時、他スタッフに話を振り正しい情報を伝えてくれる。薬局長の店舗説明時、他スタッフが関わろうとしない。
薬歴が電子薬歴薬歴が紙薬歴

この中でも『挨拶』『電子薬歴』が最重要!!

スタッフ1人1人が挨拶をしてくれる会社は基本的なコミュニケーション能力が高く、入社後もコミュニケーションを取りやすいため、間違いなく働きやすいです。
この『挨拶』こそ、店舗見学で雰囲気の良し悪しが分かる最重要項目だと思っています。

次に『電子薬歴』についてです。

今時『紙薬歴』を使っているところなんてあるの?と思うかもしれませんが・・
事実、あります。経験上ですが、大学病院の門前薬局でも紙薬歴を使っている薬局がありました。


そういった所は大体電子薬歴に反対するお局的な存在がいるため
店舗の雰囲気が悪いことは必至です。この『紙薬歴』だけは絶対避けたい職場です。


ポイント④薬剤師の転職は正直何回まで許される?

転職をするにあたって「どのくらい転職ってしていいの?」と気になったことはありませんか?
結論を言うと、いくら『手に職』といっても家庭の事情(結婚、出産、介護)など、きちんとした理由が無い限り転職回数が多いという事は相手方に良い印象を与えません。

お伝えしている通り私は新卒~5年で転職を4回しています。
果たして何回目まで転職回数を指摘されず面接をうけられたか・・ですが

3回目までです。

3回目の転職活動時から面接官に
「どれも1年位で辞めているのは何か理由があったのですか?」と聞かれ始めます。

私の場合期間が短い上に新卒で社会を知らない時に転職多数だったので
印象が悪くなるには十分の条件が揃っていましたが
短い期間での転職で「スキルアップの為」などの理由が通るのは2回目までだと言えます。


まとめ

以上の4つが、私が実際経験した転職活動で失敗しないためのポイントになります。

経験談なので現実的な話も多かったと思いますが、このポイントさえ押さえていれば入職後「話が違う!」という理由で私のように「すぐさま再転職!」となる事はないでしょう。転職活動には焦りや不安など悩みを多く抱えることがありますが
是非このポイントを参考にして頂き、その先のあなたの転職がうまくいく事を願っています。

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